研修名 |
2005年度 社会福祉士全国統一研修 埼玉会場(関東甲信越ブロック) |
開催日時 |
2005年12月17日(土)〜18日(日) |
会場 |
会場名:大宮ソニックシティ 所在地:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 TEL:048-647-4111 |
テーマ及び内容 |
研修概要- 「社会福祉士全国統一研修」は、社会福祉士を対象として、全国8会場、2日間の日程で開催します。
- 研修プログラムは、社会福祉士が生涯にわたり研鑚を積み重ねていくべき共通の研修課題として設定した6領域のうち、「地域支援」「福祉権利」「生活構造」「対人援助」「実践研究」から構成されており、全国共通のプログラムです。
- 「生活構造」「対人援助」「実践研究」は演習を中心とした選択講座です。各講座のコマ数は会場により異なります。各コマの定員は50名です。
- 6領域のテキストとして作成した『新 社会福祉援助の共通基盤』(中央法規出版、2004年)を本研修のサブテキストとして位置づけます。
- 本研修は、社団法人日本社会福祉士会生涯研修制度共通研修課程の基幹的研修として位置づけられています。2日間参加することにより、共通研修課程10単位となります。
全体テーマ コミュニティソーシャルワークを考える ‐社会福祉士に求められる役割とは‐ ■1日目 13:00〜13:15 主催者報告(15分) 13:15〜14:45 共通講座「地域支援」(90分)テーマ | 地域における総合相談 | ねらい | 介護保険制度の見直しの中で国は、地域包括ケアの推進とそれを支える総合的なマネジメントを行う中核機関として「地域包括支援センター(仮称)」の設置と総合相談機能を担う人材として社会福祉士を配置する構想を進めている。このような流れの中、社会福祉士は、様々なニーズをもつ地域住民から専門職としての大きな期待を受けることになる。そこで本講座では、地域における実態把握、初期相談対応、専門相談支援等、多面的(制度横断的)支援が求められる、社会福祉士の役割について考える。 | ◆講師 池田 惠利子(いけだ後見支援ネット 代表)
14:45〜15:00 休憩(15分)
15:00〜17:00 シンポジウム「福祉権利」(120分)テーマ | 虐待防止のネットワーク | ねらい | 地域における虐待を防止するためには、早期発見、再発防止が重要であり、権利擁護についての関係者間の共通認識や地域におけるネットワークが重要な意味を持つ。本シンポジウムでは、虐待防止の具体的な実践のプロセスから、社会福祉士に求められる役割および実効性のあるネットワークの形成手法について考える。 | ◆コーディネーター 山口 康二 (山形県立総合コロニー希望ヶ丘 所長) ◆シンポジスト シンポジストは各会場で異なります。
■2日目 9:00〜15:00昼食時間含:(12:00〜13:00) 選択講座(300分)<講義+演習(ワーク)> ※ 選択講座は午前・午後合わせて300分の講座です。 いずれか1つを選択してください。
講座1「生活構造」‐利用者の生活をとらえる視点‐テーマ | 利用者の生活をとらえる視点 | ねらい | 生活問題を扱う社会福祉士にとって、利用者本人の生活を理解することが援助の大前提となる。生活の主体者である利用者が実際に営む生活を構造的にとらえ、「人と環境」の交互作用を見すえながら、時代と社会の変化の中で「生活とは何か」「生活問題はなぜ派生するのか」を問い、実践に活かしていくことが重要である。本講座では、個人の生活を社会との関係の中で理解して、生活問題のさまざまな背景を押さえるとともに、生活の「場」「時間」「関係」等から生活ニーズをとらえる視点を学ぶ | ◆講師 | 新保 美香(明治学院大学 助教授) 高山 恵理子(上智大学 助教授) |
講座2「対人援助」‐困難事例に対する援助方法‐テーマ | 困難事例に対する援助方法 | ねらい | 虐待やサービス調整困難、複合的な問題を抱える家族など、いわゆる援助困難事例に対峙したとき、われわれ社会福祉士は利用者・家族にどのようにかかわっていけばよいのであろうか。現在の状況を明確化し、クライエントの対処能力、利用できる資源を評価したうえで援助を進めていく必要がある。本講座では、援助困難事例に対する援助方法を演習を通じて学ぶ。 | ◆講師 | 空閑 浩人(同志社大学 助教授) 山辺 朗子(龍谷大学 教授) |
講座3「実践研究」テーマ | 講師による個別テーマ | ねらい | 社会福祉援助活動を実践している社会福祉士にとって、その実践内容を検討することは重要である。本講座は、日常的に行っている実践を振り返り、省察する力量の向上を目的とする。自分自身の行っている実践の成果や課題を整理し、より効果的な実践を行うための具体的な手法について学ぶ。 | ◆講師 | 新崎 国広(大阪教育大学 助教授) | | 頭と心と身体で学ぼう!?ソーシャルワークにおけるコーディネーション技法 | 植田 寿之(梅花女子大学 講師) | | 対人援助のスーパービジョン‐よりよい援助関係を築くために |
研修サブテキスト 『新社会福祉援助の共通基盤』(中央法規出版、2004年)を研修サブテキストとして位置づけます。事前購入及び当日購入が可能です。会場に用意できる部数には限りがあります。当日持参をされなくても研修には支障はありませんが、6領域に基づく研鑚のために購入されることをお勧めします。 |
参加対象 |
日本社会福祉士会会員 及び 日本社会福祉士会会員以外の社会福祉士 |
定員 |
300名 |
参加費 |
会員:12,000円 非会員:18,000円※ | 日本社会福祉士会へ入会手続中の場合は、会員扱いといたします。 | ※ | 参加費には、研修資料(レジュメ集)代金を含みます |
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参加申込先 |
名鉄観光サービスさいたま支店(高岡) 住所:〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-8-2 大宮NMビル内 Tel:048-641-5388 Fax:048-641-5287 E-Mail:ei6-saitama@mwt.co.jp |
申込方法 |
○ | 参加を希望する会場の各申し込み先に、9月1日以降、「2005年度社会福祉士全国統一研修 参加申込書」に必要事項を記載の上、Fax又は郵送でお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせていただきます。なお、会場ごとに申込先Fax番号が違いますので、ご注意ください。 | ○ | お申し込みをいただきますと、後日あらためて各会場から、希望選択講座の申込状況、参加費用振込方法、会場・宿泊案内等、詳細についてご案内します。(ご案内がない場合は、各会場にお問い合わせください。) | ○ | 参加費は事前振込になります。参加費の振込を確認後、正式な受講の受付といたします。 | ○ | 参加・希望選択講座の受付は正式な受講の受付順です。 |
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申込締切 |
定員に達しましたので、受講希望者はキャンセル待ちになります |
開催団体 |
社団法人 日本社会福祉士会 生涯研修センター 社団法人 日本社会福祉士会 全国統一研修担当支部 |
問合せ先 |
埼玉県社会福祉士会事務局 住所:〒338-0003 埼玉県さいたま市中央区本町東7-4-1 アスパイヤティクス305 Tel:048-857-1717 Fax:048-857-9977 E-Mail:s1717csw@muh.biglobe.ne.jp |
共通研修課程 単位数 |
2日間参加することにより、共通研修課程10単位となります。 |
備考 |
会場によっては、車椅子を利用される方等に個別対応が必要な場合があります。準備の都合上、車椅子を利用する方や手話通訳等を希望される方は、「2005年度社会福祉士全国統一研修 参加申込書」の該当欄にその旨を記載の上、各会場にお申込ください。 |