1/29「警察・検察の不正の告発を支援する会」集会
「A少年」の保護観察期間終了 1・29今こそ再審を実現しよう!集会 週刊誌の報道によれば、といっても、安倍晋三や中川昭一にへつらう反人権・反民主雑誌、週刊新潮ですが、それによれば( しつこく1/20、1/27と二度も)、A君は、医療少年院で彼の「治療」を担当した「美人」の(この表現が、この記事の素性を明らかにしているが)精神科医に恋心をいだいたのが、「治癒」のきっかけだったが、彼女に性関係を迫り、押したおしたところ、ことが発覚して、女医を救出にきた職員に取り押さえられて、泣いていたそうです。 この話を事実だとしましょうか? この反人権雑誌と小田晋や町沢静夫、それに和田秀樹などが、「やっぱり性的サディズムは治っていなかった」と騒いでいます。 性的サディズムとは、何のことでしょうか? まさか、女性に恋心をいだくことではありますまい。 恋心をいだいた女性に性関係を要求すること、でもありますまい。 拒む女性を押し倒すことでもありますまい。そういうことをされて「怖かった」という女性は、いくらでもいますが、「あれはサディズムです」と言った例は知りません。「一方的で、勝手で、・・」とは、多くの人が言いますが。 「男って、ほんとに・・」と非難なさる女性もとても多いので、男に多いことが窺えます。 これがいいことだとは言いません。 しかし、取り押さえられて泣いてる、どころか、勝手に自分の性欲を満足させた男ですら(たとえばスーフリとか)、「性的サディズム」とは言われない。 A君だけが、性的サディズムと言われるのです。 同じ殺人でも、黒人がやると「やっぱり黒人は」と言われる米国や、おなじ人殺しでも精神科通院の既往歴があると「やっぱり精神異常ってこわいね」と言われたり、おなじバイクに乗って走るのでも、高校生がやると「成績が悪いので、不満を解消するために」と、言われるのと、よく似て、答えはあらかじめセットしてあるということがわかります。こういうのを「差別」というのです。反人権雑誌に、こんな論理は通じまいけれども・・・ 自分たちこそ、女医を「美人の」などと言うことで、自分が女性を押し倒す空想を心中にかきたてて喜んでいたくせに(それこそが、社会に蔓延している性的サディズムではないのか)。 自分が診察もしないクライアントに公然と診断を下す、良心のかけらもない精神科医たちは、まるで、A君が年上の女性に恋心をもったことすら、異常だ、と言いたいかのごとくです。 恋心など、年齢の隔てはないものだし、日常接触のある男女間にはいくらでも芽生えるものだ、くらいのことも、ご存じない?(あなた方は、はるか年上や年下の女性に性的な関心をもったことが一度もなく、判でついたように5歳くらい下の女性にだけ、性的魅力を感じてきたのだろうか??) いや、精神分析の名だたる療法家、理論家の経歴を見たことが、この人たちはないのでしょうか。師弟間の結婚のケースがいくらでもある。それを、かれらは、これは転移だから、やめておこう、などと言ったでしょうか? 幼児や動物に対する性的サディズムをあれほど騒いでいた彼らは、今度はA君が大人の女性に性的関心を感じたことを、異常視しはじめています。何とつごうよくくるくると基準が変わるのでしょう。 この雑誌や医者は、一人の若者を7年間も施設に閉じ込め、その一生を台なしにしながら、こんなにも執拗に、ああでもない、こうでもないと、その「精神」なるものをいじくりまわして、喜んでいる。これを、あなたは、サディズムだとは思いませんか? 反人権雑誌によれば、A君の女医あてに書いたラブレターは大変幼稚な文面であったそうです。多くの文学者らを唸らせたあの犯行声明の筆者が??? |