イタリアスポーツ界246人アピール

テロに反対、空爆停止求める トッティもカンナバロも

(しんぶん赤旗11月9日)

【ローマ7日島田峰隆】イタリアのプロスポーツ選手やサッカーチームは七日、米国主導のアフガニスタン空爆の停止と対話の促進を求める「平和アピール」を、人道機関エマーシャンシーを通じて発表しました。
 同アピールにはトッティやカンナバロ、バティストゥータなど伊サッカー一部リーグ・セリエAの著名な選手やスキーのコストナーを含む二百四十六人が署名。また中田英寿も加わる「パルマ」や「ASローマ」などのサッカーチームも団体として署名しています。
 同アピールは「この戦争が終わること、また、別の戦争が生まれないことを求める」と強調。あらゆるテロに反対することを確認し、「平和を望むことはすべての人種、宗教の人々を信じることを意味する。対話と融合はどんな兵器よリ結果を得ることができる」と指摘しています。
 エマージャンシーのサルティ会長は、イタリアの国会がイタリア軍部隊の派遣を決めた同じ日にアピールが公表された重要性を強調。派兵によって、「女性と子どもが大部分を占める(アフガンの)民間人をイタリア人が殺すことになり、自らも殺される可能性がある」と述ベ、派兵を批判しました。

アピール全文
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