米国のイラク侵略に抗議します



■今後イラク侵略に関連する海外からの記事を紹介していきます。

  1. ブッシュをあやつる二人の男
    ブッシュの戦争の動機を単に石油利権とだけ見ては一面的・・・
  2. まだ始まっていないイラク戦争
    イラクで勝利を宣言した米国がイラク国軍ではなくイラク民衆、それもフセインに弾圧されてきたシーア派の反米闘争に苦戦を強いられている今の状況を早くも5月9日に予見していたインド知識人の論考を、遅ればせながらご紹介します。



この書簡をぜひ広くご転送ください。右翼団体の方、創価学会、公明党、自民党
を支持しておられる方も歓迎します。
 
宛先 駐日中華人民共和国大使館

info@china-embassy.or.jp


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中華人民共和国国家主席 胡錦濤閣下
中華人民共和国中日大使 武大偉閣下
 拝啓
 世界全体の反対を無視して米国はイラクへの侵略を開始しました。
 日本政府は、この道義にも国際法にも背き、多くの無辜の人命を奪い、環境と経済
を破壊し、つぎは北朝鮮をはじめ世界各地に波及するであろう戦争に異議を唱えず、
積極的に従おうとし、またその理由を私たち国民に説明しません。正確な情報を与え
られない米国民は7割がブッシュ政権を支持していますが、私たち日本国民は、平和
憲法をもつ、被爆国国民であり、決してこのようなことを支持しない者が8割を占め
ているのです。
 このようなとき、貴国におかれましては、空爆開始の報に接するやただちにさ、孔
泉外務省スポークスマンを通じ、きわめて正当な内容の声明をご発表下さいましたこ
とを、私(たち)は大いに感謝いたします。
 日本の新聞では、貴国が米国らを非難したことのみが伝えられておりますが、英国
紙ガーディアンによれば、貴国の声明は、
「我々は、無念と失望を表明する、関係各国はこの武力の行使をやめ、軍事行動やめ
る
よう、強く要求する。イラク問題は、国連の枠組みでの政治的調停のコースに戻るべ
きである。まだ平和的解決の道が閉ざされたとは考えない。我々は、この戦争によっ
て失われる生命と財産を深く憂慮する。同時に世界の平和と発展への影響も懸念する
。中国政府は、和平に向けての努力を継続する」
(http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,918056,00.html)
と明言しているのことです。
 私(たち)は、貴国の示したこの姿勢こそ、今何より求められているものだと考え、
強く支持いたします。
 国連には、国連決議377号「平和への結集」があり、今のように安保理が紛争解決
の能力を失った場合には、24時間以内に国連総会がその任を引き継ぐことができると
のことを、聞き及んでおります。
 どうか、これをはじめ、可能なかぎりの手段によって、貴国が、国連の場での平和
的解決へとご尽力くださることをお願い申し上げます。
2003年3月21日   
                         敬具
          住所
                    氏名
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■以下は、9・11事件以降、イラク侵略開始までの情報です。中には、いつまでも意義を失わない情報もあります。

 ブッシュ政権が強行しようとしているイラク侵略ほど、始まる前からこれほどに世界中の反対を受けている戦争は、これまでありません(ほんとうは米英で勝手に決めた「飛行禁止区域」に爆撃があり、国連の経済制裁、第一次湾岸戦争のときに残った劣化ウランなどで、イラクの民間人---子どもが多数---が死んだり病気になったりしているのですから、過去十二年間戦争が続いているわけですが)。
 今ほど、世界中の人たちが、自分たちの生活、経済をひっくるめて、本気で平和を考えている時はないでしょう。 これは誇るべきことだと思いませんか? 
 生きているということそのものが、すごく危ないものになっている今の時代、世の中を見るとき、それは直ちに自分を見ることに跳ね返ってきます。日本のように資源を多消費する国に生まれてしまえば、なおさらです。  その日本がいま、世界でも異例のアメリカべったりぶりを見せているのが、対イラク攻撃です。
 アメリカでもイギリスでも欧州大陸部でも、アジアでも、連日反対のデモが行われている。一月一八日のアメリカで五十万人、イタリアでは百万とか、そんな規模です。欧州議会では議員が反対のデモまでやっている。また、欧州やオーストラリアなどから、人間の楯、と称して、イラク国民を守るために自分達が攻撃の行われる場所に行くという人たちが続いています。 日本でも例えばジャミーラ高橋さんなどは、その覚悟でイラク入りするのです。こんなことは、日本ではちっとも報道されません。アメリカでも、ニューヨークタイムズやワシントンポストなどは、デモの人数を少なめに書いたり、戦争反対の動きを妨害しようとしています。
 でも、世界中の人たちが、この戦争はブッシュ政権の石油目当てのものだということを知っているのです。私たちにとっては、石油依存の文明からどう転換していくかという重い課題があるのですが(ブッシュだけを責めればいいなんて単純でノーテンキな人はどこにもいない)。
 日本はなぜアメリカを恐れるのでしょう。アメリカの輸出業者にとって最大のお得意さんなのですから、遠慮しなくていいと思いますが。
 じつを言えば、日本の自民党の国会議員だって、多くはイラク攻撃反対なのです。先日、亀井静香さんがアメリカに行って反対の弁をふるってきたのも、きっとそれに支えられてのことでしょう。

(2003年1月30日)

 9月11日の「米国中枢襲撃事件」(いわゆる同時多発テロ)に関して、マスコミの流す情報は信頼のおけるものでしょうか。
 私のもとには、それらとは反対の情報や主張が続々聞えてきます。
 それらを逐次紹介するため、特別にこの頁を設けました。
 中には、諸外国からの貴重なメッセージもあります。また、特定MLで出された意見のなかで注目にあたいするものもあります。特に後者の場合は、いちいち転載を断るのも面倒ですので、失礼ながら、私の手で加工を加えて、要約し、発言者や、そこで言及されている特定の個人などは不明にしてここに発表することにしました。
 ご都合の悪いかたは、どうぞおっしゃってください。
 この情報が、何かのお役に立てればさいわいです。なお記事等の掲載順序は、必ずしも時系列に従いませんが、ご了承ください。
 ■付記(9/22) 下のリストにあるロイター/NBC/ウォール・ストリート・ジャーナルの共同世論調査で伝えられるように、米国民の8割が報復軍事行動には慎重にとの考えをもっているのですが、しんぶん赤旗編集部に短文の配信として来たというこの情報はほかのマスコミでは無視されています。そういえば、あの事件の翌日のニューヨークタイムズに「自爆テロの犯人は精神異常ではなく、精神は正常なものだと、テロリズム専門の心理学者は言っている」という記事がありましたが、これもおそろしく短いもので、具体的な学者の主張内容は一切ないのでした。これは何を意味するのでしょうか。

papa dadaista/非国民n号

以下の記事は、自由にご転載ください。転載の場合、私のもとへご連絡くだされば、たいへんありがたく思います。

  1. 戦争抵抗連盟のメッセージ 9月12日
  2. パレスチナからの緊急協力要請メッセージ
    「パレスチナ人は自爆テロを祝っているというのは本当か?」
    署名にご協力ください
  3. ラムゼー・クラーク&国際行動センターの声明
  4. アラブ系米国人はどうなる
  5. 米国大規模テロの犯人像を考える(田中宇の国際通信)
  6. アフガン女性と子どもを支援する会/「私たちは、アメリカ政府の軍事的報復行為に強く反対します」
  7. (アフガニスタン女性人権団体RAWAのアピール)アフガニスタンの人々はオサマやその共犯者たちとは関係ない
  8. イスラーム原理主義について
  9. チョムスキー 爆撃について
  10. ウォーラステイン なぜ2001年9月11日なのか
  11. ★米議会でただひとり軍事力行使に反対票を投じたリー下院議員
  12. ★同時多発テロは国際法による解決を(しんぶん赤旗から)
  13. ★米国民の81%が軍事報復には慎重(しんぶん赤旗から)
  14. ★★各国指導者への戦争反対の要請文(by 9-11peace.org)
  15. テロ勢力法で裁く国際協力を--9/18衆院外務委
     「復仇」は国際法上調められない--外務省局長(しんぶん赤旗から)

  16. フランスのクォリティ月刊紙『ル・モンド・ディプロマティーク』(日本語Web版)のアフガニスタン関連記事---今大はやりの「自由」「民主主義」「文明」の叩き売りにだまされたくない人のための「ディプロ」!!
  17. 米国在住アフガニスタン出身コラムニストのエッセー
  18. ★アメリカ同 時多発テロを考える市民と超党派国会議員の集い
    ---暴力と報復の連鎖を断ち切ろ うー
  19. マドンナ、コンサートでブッシュに報復抑制を要請
    『非戦』(幻冬舎)にも収録されたマドンナの勇気と理性を示すスピーチ。会場での反応などを含めて紹介。
  20. 緊急研究集会「新たな戦争か第二次文明戦争か」
     ‐イスラム世界から「報復戦争」を考える‐(主催PARC)

  21. 暗黒の火曜日--イスラマバードから
  22. ★自由を守るために 米国保守系財団も加わってブッシュ政権に自制を要求
  23. 航空機労組、有事法制と民間機の軍事利用に反対
  24. 全米電機労組が戦争反対の声明
  25. 嘆きの声が平和を求める--ある貿易センター・テロ犠牲者家族の場合(ニューヨーク・デイリー記事)
  26. ★国際世論は軍事的報復反対が多数!!!(ロイター)
  27. ★★フレンド奉仕委員会(クェーカーの平和団体)が米六大新聞に意見広告
  28. ★中田英寿選手、報復戦争を批判
  29. 米国の悪魔の所業---クラスター爆弾
  30. イタリアのスポーツ選手246人(中田君もいっしょ)が空爆反対のアピールを発表
  31. FBIは9.11事件が起こることを知らされていた!! ザカリアス・ムサウィ裁判
    (参考 ブレジンスキーの重大証言 ソ連のアフガン空爆は米国がしかけた)
  32. ジョン・ウォーカーは米国のA少年では・・ アルカイダに参加したイスラム教徒の青年が「自発的に」FBIに宣誓供述/弁護士拒否なんて信じられますか??
  33. またまた白を黒と言いくるめるブッシュの横暴・・グァンタナモの捕虜は捕虜じゃない??
  34. RAWAインタビュー「アフガニスタン 苛酷な戦争の20年」(020307)
  35. RAWA声明「9月11日1周年に寄せて」(020912)

  36. OPCW事務局長解任
    ★★化学兵器禁止機関ブスターニ事務局長は解任されていました。
    米国は、いよいよ第二湾岸戦争と自国による一極支配の強化に向けて、妨げるものなく踏み出したのです★★
    ●同氏解任を伝える英紙ザ・ガーディアンの記事

    日本も米国とともに解任議案を提出した国でした。さっそく外務省に抗議したところ・・・

  37. 米国政府職員の間にもイラク戦争疑問視の声続々[ブッシュのお膝下テキサスの地方紙が健闘しているのに、大手メディアはまったく黙殺した、貴重な情報。もう古いのですが一読されたし] 下の「44」もご覧ください。
    【さきほどアップロードしたとき、一部「イラク侵攻」を「イラン侵攻」としていました。タイプミスです。すみません。訂正しました。お知らせくださった方、感謝します】

  38. ラムゼー・クラーク(IAC代表/元司法長官) 「国連安保理への公開書簡」 イラク攻撃の不当性、残虐性を、現地をつぶさに視察した人の言葉で切々と語り、米国こそが不法な国家であると訴える、必読の文献です。

  39. 声をあげ始めたイラク戦争兵士の家族たち/9・11犠牲者の家族・友人・恋人たち イラク戦争のために自分の子どもを奪われるのはごめんだ、イラクの人たちも殺したくないと、発言しはじめた米国兵士の親たち/ 9・11事件犠牲者の家族たちが民衆どうしのつながりを求めてイラクを訪問。政府指導者に、悲劇を避けるための「いささかの想像力」を働かせてほしいという要求をつきつける旅の報告。

  40. リッター・スキャンダルの真相
    元国連イラク兵器査察官スコット・リッター氏に対する産経のネガティブ・キャンペーンは、こんなものをネタにしていた

  41. イラクに1日400発のミサイルを2日間投下!!!??
    2003年1月30日の国会で福島瑞穂議員が追及します。

  42. 欧州議会議員が議場でイラク攻撃反対の意思表示/イラクに向け代表団派遣
    (誤訳があったため、2月2日「証拠写真」を添え訂正しました)
  43. パウエル国務長官の「証拠」めぐりブッシュ政権内に亀裂
    説得力のない証拠を誇張して語るのにはうんざりだとCIA、FBIから不満の声
  44. シチリアの米海軍基地が遺体搬送用袋10万/棺6000個を発注
    現地イタリアの大司教が暴露

[2002年1月8日付記] アメリカがしていることは、子どもを殺された親が、殺した人間の逃げ込んだうちに上がり込んで、その一家を惨殺するのと同じです。
 それも、よくよくひいき目に見ればの話です。ブッシュ政権が戦争をしたい理由は数々ある。兵器を消費すること(だから、次の戦地を探して、「来年は戦争の一年だ」と図に乗る・・)、中央アジアの石油を手に入れること、不景気で落ち目の人気の回復・・・このどこが正義でしょうか? 報復でしょうか? それでアフガンでは、子どもを含む人々が空爆と飢えと寒さと不発弾で死に、住む土地を失うのです。
 呆れたことに、小泉内閣は、頼まれもしないイージス艦を出すと言ったり、テロ対策特措法を制定して、自衛艦をインド洋に送り、次は改憲をねらっている。マスコミも米国が正義の大政翼賛キャンペーン・・
   海上保安庁の巡視船が奄美沖で領海外の外国船を先に砲撃して15人もの人を殺した事件も、この機会に乗じたものです。
 どこでも、支配者と大国の横暴がまかり通る風潮。犯罪者アルベルト・フジモリが拓大で講演ができるのも、どうせペルーは小国だとなめているからです。
 その日本の支配層、いや腐敗層が、教育改革? こういう連中が、国民抑圧のために仕立て上げた「今の子どもは悪質」というキャンペーンのためのイケニエが、少年Aなのです。
 ほんらい神戸事件のために作ったはずの私のサイトが、アフガン戦争のことを掲載するのは(一身上の都合でちょっと中断してしまいましたが)、神戸事件とアフガン戦争がつよく結びついているからです。どうぞ、「私がA少年冤罪を信じるに至るまで」「神戸事件は日本の階級差別・子ども差別の原点」をお読みください。

HP【少年Aは酒鬼薔薇ではありません】