米国のイラク侵略に抗議します
この書簡をぜひ広くご転送ください。右翼団体の方、創価学会、公明党、自民党 を支持しておられる方も歓迎します。 宛先 駐日中華人民共和国大使館 info@china-embassy.or.jp ##################################################################### 中華人民共和国国家主席 胡錦濤閣下 中華人民共和国中日大使 武大偉閣下 拝啓 世界全体の反対を無視して米国はイラクへの侵略を開始しました。 日本政府は、この道義にも国際法にも背き、多くの無辜の人命を奪い、環境と経済 を破壊し、つぎは北朝鮮をはじめ世界各地に波及するであろう戦争に異議を唱えず、 積極的に従おうとし、またその理由を私たち国民に説明しません。正確な情報を与え られない米国民は7割がブッシュ政権を支持していますが、私たち日本国民は、平和 憲法をもつ、被爆国国民であり、決してこのようなことを支持しない者が8割を占め ているのです。 このようなとき、貴国におかれましては、空爆開始の報に接するやただちにさ、孔 泉外務省スポークスマンを通じ、きわめて正当な内容の声明をご発表下さいましたこ とを、私(たち)は大いに感謝いたします。 日本の新聞では、貴国が米国らを非難したことのみが伝えられておりますが、英国 紙ガーディアンによれば、貴国の声明は、 「我々は、無念と失望を表明する、関係各国はこの武力の行使をやめ、軍事行動やめ る よう、強く要求する。イラク問題は、国連の枠組みでの政治的調停のコースに戻るべ きである。まだ平和的解決の道が閉ざされたとは考えない。我々は、この戦争によっ て失われる生命と財産を深く憂慮する。同時に世界の平和と発展への影響も懸念する 。中国政府は、和平に向けての努力を継続する」 (http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,918056,00.html) と明言しているのことです。 私(たち)は、貴国の示したこの姿勢こそ、今何より求められているものだと考え、 強く支持いたします。 国連には、国連決議377号「平和への結集」があり、今のように安保理が紛争解決 の能力を失った場合には、24時間以内に国連総会がその任を引き継ぐことができると のことを、聞き及んでおります。 どうか、これをはじめ、可能なかぎりの手段によって、貴国が、国連の場での平和 的解決へとご尽力くださることをお願い申し上げます。 2003年3月21日 敬具 住所 氏名=========================================
■以下は、9・11事件以降、イラク侵略開始までの情報です。中には、いつまでも意義を失わない情報もあります。
ブッシュ政権が強行しようとしているイラク侵略ほど、始まる前からこれほどに世界中の反対を受けている戦争は、これまでありません(ほんとうは米英で勝手に決めた「飛行禁止区域」に爆撃があり、国連の経済制裁、第一次湾岸戦争のときに残った劣化ウランなどで、イラクの民間人---子どもが多数---が死んだり病気になったりしているのですから、過去十二年間戦争が続いているわけですが)。 (2003年1月30日)
9月11日の「米国中枢襲撃事件」(いわゆる同時多発テロ)に関して、マスコミの流す情報は信頼のおけるものでしょうか。 papa dadaista/非国民n号
以下の記事は、自由にご転載ください。転載の場合、私のもとへご連絡くだされば、たいへんありがたく思います。
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[2002年1月8日付記] アメリカがしていることは、子どもを殺された親が、殺した人間の逃げ込んだうちに上がり込んで、その一家を惨殺するのと同じです。 それも、よくよくひいき目に見ればの話です。ブッシュ政権が戦争をしたい理由は数々ある。兵器を消費すること(だから、次の戦地を探して、「来年は戦争の一年だ」と図に乗る・・)、中央アジアの石油を手に入れること、不景気で落ち目の人気の回復・・・このどこが正義でしょうか? 報復でしょうか? それでアフガンでは、子どもを含む人々が空爆と飢えと寒さと不発弾で死に、住む土地を失うのです。 呆れたことに、小泉内閣は、頼まれもしないイージス艦を出すと言ったり、テロ対策特措法を制定して、自衛艦をインド洋に送り、次は改憲をねらっている。マスコミも米国が正義の大政翼賛キャンペーン・・ 海上保安庁の巡視船が奄美沖で領海外の外国船を先に砲撃して15人もの人を殺した事件も、この機会に乗じたものです。 どこでも、支配者と大国の横暴がまかり通る風潮。犯罪者アルベルト・フジモリが拓大で講演ができるのも、どうせペルーは小国だとなめているからです。 その日本の支配層、いや腐敗層が、教育改革? こういう連中が、国民抑圧のために仕立て上げた「今の子どもは悪質」というキャンペーンのためのイケニエが、少年Aなのです。 ほんらい神戸事件のために作ったはずの私のサイトが、アフガン戦争のことを掲載するのは(一身上の都合でちょっと中断してしまいましたが)、神戸事件とアフガン戦争がつよく結びついているからです。どうぞ、「私がA少年冤罪を信じるに至るまで」と「神戸事件は日本の階級差別・子ども差別の原点」をお読みください。 |