2001.3.15開設/2005年5月13日更新更新履歴 
α  A君のために  ω

斎藤昭彦氏の弟の記者会見

1/29「警察・検察の不正の告発を支援する会」集会

人質バッシングに噴出する「日本」(1)
 日本人の抑圧迎合意識

 (2)逆よい子 

A君仮退院の報に

神戸小学生惨殺事件の真相
第4集以降作成進行中


A君寃罪の証明として評価の高い、必読の文献
「付審判請求書」/「補充書」

警察はここまでやるのか(ゴビンダ・マイナリさん冤罪)

絵をクリックしてください
Zmagazineカバーイラストより】

"去年はこいつが年男?
米英はイラクから手を引け
「まだ始まっていないイラク戦争」
アイジャズ・アハメッド
(「フロントライン」2003年5月9日号)


「正当性のない戦争は勝っても正当化されない」 ジャック・シラク仏大統領(2003年5月27日)
 シラクその人は自分の言葉を忘れるとしても、歴史はこの言葉を忘れないでしょう


No
to the
W orld
under
A merican R ule

イラク侵略の情報を隠ぺいする日本のマスコミのバリアを破る
TUP-Bulletin
の挑戦が注目を集め、読者激増中!!

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 これは、不当にも世間で「酒鬼薔薇」と呼ばれているA君と、彼の再審を求める運動を進める心ある市民のために開設するページです。
 A君をあの事件の犯人とすることが、いかに無理であるかを、明らかにします。
 そして、A君の再審をかちとる運動を、ご紹介します。
「あの事件は何かおかしいと思っていた・・」そういう声が、このサイトの記事を読んでくださった多くの方から寄せられています。

☆あなたは人目の訪問者です
by


A少年の再審を実現しよう! 
付審判請求を支援しよう!
神戸集会 /現地行動


テーマ 「仮退院」を機にさらに大きく
  再審実現の声をあげよう

神戸集会 → 報告

○日時 6月29日(日)
○場所 兵庫県私学会館3階
○主催 警察・検察の不正の告発を支援する会、
   「神戸事件」再審を実現する金
○後援 神戸事件と報道を考える会
○講演 後藤昌次郎(弁護士) 
    生田暉雄(弁護士) 
    浜田寿美男(奈良女子大学教授)
○発言 妹尾活夫(牧師) 品野実(元毎日新聞記者) 
    里上譲衛(大阪経済大学教授) 酒井博(大須事件元被告) 
    伊佐千尋(作家) 永見寿実(弁護士) 他



集会の模様を伝える現地紙



現地視察・街頭行動 (6月27日13時/28日午前9時〜午後9時)

27日 
神戸新聞・毎日新聞・裁判所・弁護士会などへの協力要請

28日 
元町・三宮でデモ・ビラ配り


12月3日(2002年)、付審判請求を神戸地裁に提出

 A君を取り調べ、偽計により自白をさせた兵庫県警の警察官と神戸地検の検事を「特別公務員職権濫用罪で告発する「警察・検察の不正を告発する会」は、2002年5月23日に、神戸地検に告発状を提出。神戸地検は同11月27日に、不起訴処分を通知してきました。このような場合には、管轄地裁に裁判を請求することができ、これを付審判請求と言います。翌12月3日、当会は、付審判請求書を神戸地裁に提出しました。


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A君を無罪とせざるを得ない11の理由

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 当サイトへのアクセス、ありがとうございます。

 1997年5月24日に行方不明になった神戸市須磨区友が丘の土師淳君(当時11歳)が同27日に、頭部が中学正門前で見つかり、残る遺体も、その近くの丘陵にあるケーブルテレビ中継アンテナ基地で発見された、神戸事件は、最初、犯行の手口からも、犯人声明なるものの文章力からも、大人の犯行とされていました。
 ところが翌6月28日に犯人として逮捕されたのが14歳の少年であったことから、この事件を今の日本の子どもの問題を端的に示すものであると騒ぐ、神戸事件ヒステリーといっていい現象が日本を席巻した感があります。

 この「犯人」とされたA少年を、私たちは、犯人ではないと考えます。
 なぜ、A君が神戸事件の犯人ではないのでしょう?
「保護処分取消申立書」(=再審申立書)は、非常に優れた説明なので、ぜひお読みいただきたいのですが、その前に以下の説明を、どうぞ頭に入れておいてください。
再審申立全文(2002年5月23日神戸家裁提出)は、改めて検事調書の矛盾をさらに深くえぐり出し、しかも山形マット事件の鑑定も手がけた法医学者内藤道興氏による鑑定結果も引用して、少年寃罪を明瞭に証明した、必読の文献です。
 神戸家裁の判決文(「決定書」)検察の供述調書(事件の翌年、1998年の雑誌『文藝春秋』3月号に掲載)を主な根拠として、以下のことがわかります。

1 1997年6月28日のA少年逮捕は、自白しか証拠がなく、物的証拠はまったくなしに、行われた。
 少年逮捕のあと、同日夜、記者会見に臨んだ兵庫県警の山下警視正は、「凶器は?」と聞かれて、
「ナイフ・・・など」(・・・は沈黙による間)
という、奇妙な答え方。
 さらに
「刃渡りは?」と聞かれて、
「・・・わかりません!」(・・・同前)
と、肩で唸り声をしぼりだすように答えていました。
 凶器自体が不明で、具体的な形状など言えなかった、というのが、あの逮捕の実態だったのです。

2 しかもその自白は、警察が少年をだまして取ったものだった。
 このことは、神戸家裁の判決文にはっきり書いてあります(当時、これを取上げたのは毎日新聞の記事だけでした)。
 こんなわけで、家裁決定書は、警察の調書を証拠として採用しないと書きました。
 ところで、7月17日の検察供述を見ると、少年は逮捕後もまだ警察の嘘を信じ続けていたことが明らかです。  このときには、少年は検察と警察の区別もまともについていなかったはずです。
 それなのに、神戸家裁は、検察の供述を証拠として採用しました。警察が「自白」をとって、そのあと逮捕すらしないうちに検察が尋問をして取った(このこと自体、違法と言えましょう)供述を、証拠採用したのです。
 驚いたことに、弁護団もこれに抗告をしませんでした。
 こんな矛盾したことを書いた井垣康弘判事、そして当然の抗告をしなかった野口善國弁護士は、少年法改悪の騒ぎの中で、たびたびあちこちで発言していますが、良心の呵責はさすがに隠せないようです。

 では、警察と検察は、どのように、少年をだましたのでしょうか?
                   A君無実、11の理由(残り9)→ 

再審を「立件せず」と「連絡」を寄越した神戸家裁五十嵐章裕裁判官に「質問書」を送付しました(7月31日)。
 たった2週間で申立書と証拠の精査ができるわけはない。しかも、文書でなく、電話、裁判官本人でなく書記官からの「連絡」であしらうとは、子どもの人権を守る家裁のすることでしょうか。
再審請求を神戸家裁「立件せず」!!
5月23日 神戸家裁に保護処分取消申立書[=再審請求] 神戸地検に告発状の提出【名古屋タイムズ記事】
保護処分取消申立書全文


神戸小学生惨殺事件の真相 第3集アップロード終了
事件直後から冤罪を主張して注目された「神戸小学生惨殺事件の真相を究明する会」のパンフレットシリーズ。第3集は文藝春秋1998年3月号掲載の「検察官面前調書」を徹底批判・検討。現在アップロード準備中の第4集も驚くべき事実を満載。
ともに本シリーズの白眉です。
有名作家某氏 「これまでの『事件』についての印象が一変してしまいました。感謝いたします」(同会パンフ第6集より)
神戸事件の自白排除事例
神戸家裁判決最大の矛盾「少年自白の任意性と検事取調の違法性」をつく
井垣判決の矛盾と検事取調の実相をA少年弁護団の一人が「季刊刑事弁護」に発表していた
「酒鬼薔薇」はA君ではなかった!
ジャーナリストの牧太郎氏(日本魁新聞 ---元サンデー毎日編集長)がそのサイトで貴重な言及
第二頚椎問題 戸田清
月刊『社会運動』1998年4月号掲載の論文「神戸小学生惨殺事件への疑問 特殊な切断方法はなぜ問われないか」を著者戸田清長崎大学助教授の承認を得て、全文掲載します。
私の見た神戸事件
私も須磨区友が丘に行ってみました-1
だから高山文彦を許しません
少年有罪判決を出した神戸家裁の井垣判事に迫る

「神戸事件のページ」
神戸事件に関するホームページを豊富に紹介した山下真さんのサイト。
(神戸事件初期報道検証ページ
--事件当時テレビはこんなことを伝えていた)
週刊ディアス掲載作文・少年A自筆・酒鬼薔薇挑戦状比較図像
「神戸事件」再審を実現する会
再審を実現する会
関連書籍
後藤昌次郎弁護士の警察・検察告発パンフ
 『偽計捜査を許してはならない』
 『新局面を闘う! 神戸事件違法捜査の告発』
  『A少年はいかにして犯人とされたか』
「神戸事件を読む」 熊谷英彦著/鹿砦社刊
神戸事件を読む
警察・検察の不正の告発を支援する会会員であるノンフィクションライター熊谷英彦氏の労作です。
 神戸事件の疑惑をえぐり抜いた本として、ぜひ精読をお勧めします。(価格 1600円)
否樫侑ライヴ・コンサート (9・14)
 警察検察の不正の告発を支援する会は。A君を犯人にデッチあげた検察と警察を、刑法一九四条(特別公務員職権濫用罪)にもとづき、告発する運動です。
 この告発をバックアップする警察・検察の不正の告発を支援する会は、代表弓削達氏。いまや、ますます賛同者を増やしつつあります。
 違法な偽計捜査で自白をだましとられ、何ひとつ物的証拠もなく逮捕され、少年院に入れられたA君の処遇の不当性を暴き、保護処分取消をかちとる、再審請求運動を開始しました。
 どうぞ、あなたもご参加ください。
 事実を事実と見るのに、勇気がいるでしょうか?

「警察・検察の不正の告発を支援する会」
東京都文京区湯島4の8の15 第3KSビル201
   電話03-5684-5408
 ドア

現在、Yahoo掲示板・法「酒鬼薔薇は寃罪?」で、ときどきカキコをしています。どうぞ応援にいらしてください。

☆当サイトを応援してくださる、柔道歴10年の方によると、A君が淳君と格闘した時間は、長くても10数分くらいだろうとのことです。40分、1時間もの間格闘するのは、よくよく鍛錬された人でも大変だそうです。

木村愛二さんのサイトを久しぶりに覗いてみたら、私が神戸事件について書いた文章を読んで下さった方が2000人を越えていました。どうもありがとうございます。


このサイトは、告発を支援する会賛同人非国民n号の個人サイトです。
関心をお寄せいただきありがとうございます。
ご意見・ご感想をどうぞ

神戸事件は、短絡的な意味での陰謀史観を抜きにして考えて、なお、すぐれて政治的な事件です。それは、石油ショック以来の財界による国民の権利抑圧準備路線によって、グローバリゼーションを背景に「演出」、「利用」され、日本人の抑圧迎合的意識を加速したのです。

 このサイトを立ち上げるにあたって書いた私の考えを、お読みいただければ、さいわいです。
  私がA少年寃罪を信じるにいたるまで
  神戸事件は日本の階級差別・子ども差別の原点
  私の個人的随想(?)も、よろしく。

カウンターを復活しました。サイト開設後1年でつけてみたら、その後1年足らずで17000のアクセスがありましたから、今回の初期値20000も、かなり低めの見積もりです。アクセスしてくださる皆さん、どうもありがとうございます。もっとも、公安の方ばっかり、なんてのじゃ困りますけど


peace kun   地方議員共同アピール



有事法制って知ってますか? (by神谷貴行さん)

NO WARロゴ   ANTIWARロゴ

自衛隊によるクーデタの可能性も!!


注目の新サイト
◇テロ対策特別措置法・自衛隊海外派兵は違憲 市民訴訟の会
有事立法廃案をめざして



奇跡の政権復帰を成し遂げたチャベス大統領(ベネスェラ)ならではの、ゼネスト2ケ月耐久レース!!

2002年4月のチャベス大統領の政権復帰は、歴史に例を見ません。国内では貧困層のための改革を推進して、富裕既得権益層と対立し、国際的にも米国のアフガン戦争を堂々と批判し、キューバ、イラン、イラクとの国交を維持してきた清廉潔白な政治家にしてなしえた奇跡でした。
 そして、今回またもや、すでに昨年12月以来2ケ月以上にも及んだ「ゼネスト」を乗りきり二度目の奇跡を達成したというのも、要するに、あのゼネストなるものが、富裕層だけのもので、大衆には支持されていなかったからでしょう。ただ、今回のストに懲りたチャベス氏は、ストを指導した経営者を逮捕したりしています。そういう強権的なやり方はすべきではありません。スト派の要人が殺される事件も起こっていて、これはチャベス氏の信用を落とすためのCIAの陰謀なのかもしれませんが・・・
日刊ベリタ

アミナ・ラワルさん無罪に!!

 ナイジェリア、カツィナ州でイスラム法(シャリア)により姦通罪で「石打ちの刑 」の宣告を受けていた女性アミナ・ラワルさん(31)の控訴審は、有罪判決は法的 手続きに誤りがあったという、判事の多数派の判断により、逆転無罪となりました。
 以前、同じく姦通罪で石打刑の宣告を受け、控訴で無罪となったサフィヤ・フサイ ニさんも、法的手続きに誤りがあったという理由でした。国際世論に配慮したとは言 いかねて、言い繕っている印象を受けます。
 とはいえ、とにかく無罪です。 石打ち刑反対の署名にご参加くださった皆さん、 喜びをともにしましょう。


イスラム理解の前に確認したいこと
イスラーム原理主義について
革命的アフガン女性協会(RAWA)インタビュー
RAWA声明(2002年9月11日に寄せて)
もご参照ください。

いまいちばん知られてほしい国、コスタリカ
平和憲法を持つ国は日本だけではありません。
日本は世界で唯一の被爆国というのもちがいます。広島で数千の朝鮮人が亡くなり、朝鮮/韓国人被爆者がいるのを無視して「唯一」などと言うことは許されません。
なんでも横並びの国民が、なんで柄にもなく唯一がるのでしょう。
非武装憲法をもち「積極的非武装中立主義」の外交によって中米に和平を達成したコスタリカは、日本にとって重要な示唆を持っています。
『軍隊を捨てた国』全国で上映中!!

コスタリカ憲法創案者フィゲーレス元大統領の夫人、カレン・オルセンさんが来日!! 子どもたちと平和を語る・・・
クリック

ごまめ通信舎
ごまめの歯ぎしりだけど、といいながら、日本近現代史など、すぐれた内容の学習、通信活動を行ってきた主婦主体のグループ「ごまめ通信舎」のニュースレターが発展してウェブサイトになりました。選挙の度に、鋭い内容のアンケートを候補者たちに出しています。

東亜文字処理ロゴ


反改憲ネット

保安処分に反対します
長野英子さんのサイト
 リンクもたいへん充実したサイトです。
 下記は同サイトにも掲載されている文章です。
 
週刊朝日9月20日号(2002年)の精神病者差別記事への抗議
JCLU9月例会「国際人権基準からみた触法心神喪失者観察法案と日本の精神医療制度の問題点」
世界的な保安処分の流れにみんなで立ち向かおう(8/25)集会のお知らせ
精神病の息子に夫を殺された女性の訴え(読売記事)
緊急声明 政府は「重大な触法行為をした精神障害者に対する新たな処遇制度(案)骨子」を直ちに撤回しろ
法務省厚生労働省への要請葉書の訴え
精神科医への訴え
「触法精神障害者」に対する特別立法を阻止しよう!! 保安処分とは何か?「触法精神障害者」問題に関する声明

リテレール別冊『ことし読む本 いち押しガイド2002』 「アメリカニズムの限界をめぐる20冊」で紹介。
息長く評価される本になりつつあります。
ムミア・バナー
『死の影の谷間から』
ムミア・アブ・ジャマール著
今井恭平訳
現代人文社
定価 1700円

ムミア・アブ・ジャマール「反戦論集」

ゴビンダ・マイナリさんに対する厚顔無恥な有罪判決に抗議します。
 2003年10月20日最高裁判決は日本が力のない小国にどんなに卑劣であるかを示しています。それは米国政権には「ポチ」となる首相をもつ私たちのこの国の恥です。

神様、わたしやってない! 「神様、わたしやってない!」
(現代人文社 GENJINブックレット23 ¥650)
 東電女性社員殺人事件の犯人の容疑をかけられ、東京地裁一審で無罪となったのに拘留されたあげく、最高裁でも有罪とされてしまった、ネパール人、ゴビンダ・マイナリさんについて、ぜひ読んでほしいパンフレットです。裁判で争われた、無罪を示す証拠の数々、それすら有罪へとこじつけてしまう判決の恐るべき不可解さ、そして、ネパール独特の文化的背景までが説明されており、一読、これは無罪だ、と確信できます。
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 2003年10月27日)の東京新聞の特報欄で、ノンフィクション作家の佐野眞一氏にゴヴィンダ・マイナリさん有罪判決についてインタビューした長文の記事が載りました。つぎのくだりは、見過ごせません。
 検察側は、犯行時間を97年3月8日午後11時半以降としているが、当時、同居していたネパール人男性が「9日午前0時ごろに電話し、ゴビンダさんと話をした。午前1時ごろに帰宅するとゴビンダさんが自室にいて、3時ごろに二人で寝た」と証言したという。
 佐野氏によると、この元同居人は「警察に口止めされた」とも話した。警察は、取り調べの際に男性に暴行を加え、その後は一転して厚遇したという。不法就労を承知の上で、金融会社に就職の斡旋まで行ったというのだ。
 佐野氏は「(冒頭略)警察による暴行と就職斡旋は、ほぼ事実と確認できた。特に、斡旋されたという金融会社の対応は不自然だった。客を装って最初に接触したときには『(会社の存在を)どこで知ったのか』と執拗に問いただし、二度目に連絡した際にはもぬけの殻になっていた。警察は、そこまでするのかと背筋が寒くなった」と振り返る。
 警察は、とにかく犯人を捕らえたという実績をあげるためには、無実の人を間に合わせに使うものであり、その対象とされるのは、社会的に力のない者、差別を受けたり、多くの人から偏見を持たれたりしている人である、ということが、ここに露骨に表れています。